野はら屋 3.5寸マカイ 刷毛目 (蛇の目あり)
鹿児島の窯元、野はら屋 3.5寸マカイです。
直径10.5センチ、高さ5.5センチ
白泥の刷毛目が内と外に。
刷毛目を打ったあとに、蛇の目(窯焚きする際に器を重ねられるように釉薬部分を丸く削り取った部分)が施されて、面白い景色になっています。
高台裏が渦巻き状になっているのは、高台を削り出す際のカンナの跡がそのまま残っているから。
数を多く作ることを旨とする日常使いの器だからこそ、迷いなく、素早く、一気に削り出された高台は、この器の隠れた魅力です。
小振りなマカイ(飯碗)。ダイエット中の方向き?
小鉢のように使っていただいてもいいかも知れません。
"レンジ○ 食洗機△(非推奨)
タイプ1
タイプ2
タイプ3
焼き物工房 野はら屋 佐々木 かおりさん
鹿児島出身の作り手さん。
沖縄の大学に在学中、沖縄の焼き物、”やちむん”に興味を持ち、読谷山 北窯 松本米司工房に弟子入り。
修行を終え、地元鹿児島に戻り、工房を構えました。
沖縄で培った技術で、鹿児島の伝統的な雑器(民衆の暮らしを支える器)”黒もん”を作陶されています。
黒く、シンプルだからこそ、造形のラインやバランスが肝心です。
佐々木さんが作る器は、どの器もすんなり受け入れられる素直でそれでいて力強い形をしていると思います。
商品について
・掲載されている商品は、手作りによる品です。1点1点風合いが異なりますので、お手元に届く商品が、掲載されている商品画像と全く一緒ではない可能性もございます。これら商品の”ブレ”をご理解いただけるお客様のみお選びいただければと存じます。
取り扱いについて
・陶器は多孔質で水分を吸収しやすい素材です。ですので、食品の”匂い”や”色”が移りやすいです。購入後はまず数時間水につけて、水分を含ませてから使用するようにしていただけると、”匂い”や”色”の移りが抑えられます。使い始めは色の濃くない食品から盛り付けるようにしていただけますと、急激な色の変化が起こりづらくなります。
・使用後、洗浄した後は十分に乾燥するようにしてください。高台(器の裏の土台の部分)等、釉薬がかかっていない場所は
乾燥しづらいですので、その箇所が表に向くように水切り・乾燥をするようにすると、カビの発生などが抑えられます。
・取り扱いに”手間”がかかってしまいますが、その”手間”が”愛着”に繋がってくれれば幸いです。